ロンドンの名所のひとつ、ミレニアムドームに新しい、一風変わったアトラクションの提案がされています
ミレニアムドームは2000年にニューミレニアムを記念して建設されたもの。
現在は命名権を買った携帯電話会社の名前から「The O2」と呼ばれています
現在は命名権を買った携帯電話会社の名前から「The O2」と呼ばれています
このドームの上を、なんと歩いて渡る!という、
「skywalkスカイウォーク」という歩道橋が提案されています。
白い膜屋根に青い絨毯のような通路が映えています。
このスカイウォークを渡るときは、数人のグループとなり、
先導スタッフに先導されて歩いていきます。
好き勝手な行動は出来ません。
これはお客が勝手に歩道を超えて膜屋根に降りないようにするためです。
頂上にはちょっとした休憩場、展望所がある模様(上写真)
歩道の最大傾斜は28.5度。
ハンディキャップの方にもなんらかの補助手段:特殊な車椅子など、が用意されるだろうとのこと。
ハンディキャップの方にもなんらかの補助手段:特殊な車椅子など、が用意されるだろうとのこと。
橋は基本的にドームのマストから吊られる構造となっています。
ドームの高さ(58m)の分、登るわけですから、立面は当然アーチ状になり、アーチ構造とすることも考えられますが、そうはしていないようです。
ヒジョ~に細い巾の橋のため、横からの風に弱そうですが、これもマストから斜め横方向に吊ることで対処しています。
突拍子も無いこのアイデア、シドニーハーバーブリッジの上を歩いて渡るアトラクションにヒントを得たとのこと。
日本のドームにはそんなものはありませんから、ちょっと難しいかも知れません。
人工構造物の上を歩いて渡る、というのはあまり聞いたことがありません。
事業者はこれによりドームの価値を高め、より多くの観光客を引き寄せたいと目論んでいます。
このアイデア、日本でもマネしてはどうでしょうか。東京ドームや名古屋、福岡ドームなど。このアイデアに特許権はないでしょう!?
ただミレニアムドームの場合、好都合なことに膜を吊る支柱が何本も突き出ており、これから歩道を吊っています。
日本のドームにはそんなものはありませんから、ちょっと難しいかも知れません。
ミレニアムドームはその名の通り、ニューミレニアム:2000年を記念して建設されたエンターテインメント空間。
直径365m、高さ58mで、膜屋根を吊る黄色のマストは高さ100m。
単一の屋根を持つ構造物としては世界最大規模とのこと
2000年元旦にオープン。展覧会「ミレニアム・エクスペリエンス」を開催しましたが、イマイチ人気は出ず、閑古鳥が鳴く始末(><)
日本の大新聞にも「ロンドンに来ませんか?」と一面広告が出ました(^^;)
一年間の会期終了後、しばらく閉鎖された後、娯楽事業会社に売却されました。
一年間の会期終了後、しばらく閉鎖された後、娯楽事業会社に売却されました。
建築設計はリチャードロジャース、構造設計はBuro happold。
今回のskywalkも同社が提案しています。
スカイウォーク、新たに観光客を惹き付ける(=attract)
アトラクションとなれるでしょうか。
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