今回は本を紹介します
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秋といってもそろそろ晩秋。。
タイトルに偽りあり、ってカンジですが。。
あまり触れずにサラっと進みます
今回は4冊、紹介します
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まず1冊目、A+U (エーアンド・ユー)2019年10月号
丹下健三アーカイヴのドローイング
―国立屋内総合競技場(代々木国立競技場)
(下写真クリックでアマゾンへ )
ちょっとタイミングが遅いですが新建築社の雑誌:a+uの先月号、代々木体育館の特集です
ハーバード大学デザイン大学院(GSD)に寄贈された、丹下氏の設計原図を元にした特集で、代々木体育館の原図:設計図が多数収録されています。
ケーブル配線図や梁配筋図等まで!
改めて詳細に知ることができます。
この代々木体育館。残念ながら今年亡くなった川口衞氏が構造担当したため、偶然ながら川口氏の追悼版のようになっており、磯崎新氏やマイクシュライヒ氏が追悼の言葉を述べています
本号の企画段階ではこのようになるとは思っても見なかったでしょう。上記を掲載するため、終盤になって構成変更、となったのかもしれません
東大助教授、ハーバード大学大学院講師のセン・クアン氏が主に監修。また芝浦工業大学建築学部教授の小澤雄樹氏が巻末にエッセイを述べています
次はコチラ:
Structured Lineages: ストラクチャード・リネアージ
Learning from Japanese Structural Design
これなに?(・□・)
コレは何かというと、海外の構造設計家が日本の構造家について述べたものです。
もう少し詳しく言うと。。。
2016にニューヨーク、MOMAにて
"A Japanese constellation:Toyo Ito ,SANAA,and Beyond"
(日本の"星座":伊東豊雄、SANAA,そしてこれから)
という展覧会が開かれました。
「星座」というのは"配列"などの意味もあり、要するに
きらめく(まさに)スターたちがいくつも(日本には)並んでいる、ってカンジの意味です
それで、その展覧会の企画メンバーの一人だったNYの構造設計士、Guy Nordensen(ギ・ノーデンセン)が、これに触発され(おそらく伊東豊雄氏→佐々木睦朗氏という流れ)、後日、世界の名だたる構造家を集めて日本の構造家を調べ、レクチャーする、という会が催されました。
その後、これを本にした、というものです。
タイトルのStructured Lineagesは訳すと
「構造(家)の系譜」というカンジ。
これに「構造化された日本の構造家の系譜」
という意味も乗せているようです
どゆイミ?ん~イマイチ消化不良です
で。。その講演担当者は。。
坪井善勝・・・・Marc Mimramマルクミムラム
(ソルフェリーノ橋担当)
川口衞・・・・Mike schlaichマイクシュライヒ
斎藤公男・・・・Laurant Ney ローランネイ
松井源吾・・・Jane Warwickジェーン・ワーウィック
(アラップでロンドンの観覧車ロンドンアイ担当)
木村俊彦・・・Guy Nordensen(ジュビリー教会担当)
佐々木睦朗・・・William Bakerウィリアムベーカー
(米巨大事務所SOMの構造部長)
。。と、そうそうたるメンバー!
右側の担当者は今の世界のまさにトップを走る人たち!
その彼らが日本の構造家を絶賛しています
スゴイデスネー
いや~それほどでもないよ(照れ) ヾ(^^;)
上記の講演収録の他、
講演者2-3人が集まっての座談会の模様も収録されています。
単に調べたことを発表するだけでなく、自身の考えを述べたり、比較したりしているところ:オレだったらこうする、なんてとこが面白い。
こりゃー読むしかない!逆輸入だー!
けど英語だしな~
まあ知ってる情報が多いので分かる単語も多いかと。。
それにしてもなんでこんな本が英語でしか売ってないんだ~?
誰か訳してくんないかな~
しゃーないオレが訳すか~ \( ̄Q ̄)/ ファー眠い
さて次。以下は未出版。これから出版されるものです。
まずはコチラ:Santiago Calatrava Bridges
カラトラーバのbridgeの本は約6年ぶりくらいかと思います
かなり期待しています!
ただ本来7月発売だったところを何度も延期し、今の所12/17発売とのこと。。
また延期になったりしないかな~
中身は現況、あまり情報がないですが、新作を含めた包括的なものとなるでしょう。
さて最後、コチラもチョー大物!
Multilayered: Engineered Variety
マルチレイヤード:エンジニアードヴァラエティ
シュライヒバーガーマンアンドパートナーズ
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